5回目の現場実習 その3 小型定置網漁業及び魚類養殖業編

椿泊での実習,つぎは「小型定置網漁業」と「魚類養殖業」です。

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まずは「小型定置網漁業」。
期間中,小型定置網実習は2回行ったのですが,2回とも雨。しかし漁業の場合は,操業の可否を決めるのは,雨よりも風や波の場合が多いのです。というわけで,雨に打たれながらの実習となりました。


海底にあらかじめセットし,魚の「壁に当たると壁沿いに進む」「狭い入口から広い場所に入った場合は,なかなか外に出ることはできない」などの習性を利用して漁獲する「小型定置網」ですが,水揚げの際は,一番端っこの魚が「溜まる」部分である「(通称)ツボ」のみを引き揚げます。

雨に打たれながらの引き揚げ作業。

ぱっち網と同様に,ツボの一番最後の部分を船に固定し,,,,

網で魚を掬い揚げ,,,,

船倉に入れます。
この日はアジが中心でしたが,時期と場所により,メジロ(小型のブリのことです)やイシダイも漁獲されます。

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次いで「魚類養殖業」です。
この漁業は,まとまった量を一度に出荷できるところがポイント。マダイの出荷作業などの実習を行いました。


椿泊漁協の皆様,大変お世話になりました。